专利摘要:

公开号:WO1989002477A1
申请号:PCT/JP1988/000911
申请日:1988-09-09
公开日:1989-03-23
发明作者:Haruyoshi Tanabe;Masahiro Kawakami;Kenji Takahashi;Katsuhiro Iwasaki;Shigeru Inoue;Hitoshi Kawata
申请人:Nkk Corporation;
IPC主号:C22B34-00
专利说明:
[0001] 明 糸田 溶融還元 に お け る 鉱石 の 投入方法 技 術 分 野 本発明は Cr鉱石や鉄鉱石の溶融還元において、 粉状 の C r原鉱石や鉄鉱石及び石炭を投入するための方法に 関する。 背 景 技 術 従来、 ステン レス銷等の髙 Cr銷は、 Cr鉱石から製造 されたフエ 口 ク ロムを原料と して溶製されてきた。 こ のよ う な従来の方法に対し、 最近、 省エネルギー、 低 製造コ ス トの観点から、 Cr鉱石から直接高 Cr溶銑を得 る所謂溶融還元法が注目 を集めている。 一般に この方 法では、 転炉型の還元炉に Cr鉱石、 炭材等を投入 し、 Crを還元して直接高 Cr溶銑が得られる。
[0002] と こ ろで、 Cr原鉱石はその粒径が非常に細かく 、 通 常 l inn以下の粒径のものが 90 %程度も含まれている このため、 このよ う な粉状 Cr原鉱石を転炉型の還元炉 に上方から落下投入 (上置き装入) しょ う と した場合、 上昇ガス流によ り鉱石が炉外に飛散し、 その飛散ロ ス
[0003] *_ · 、
[0004] は 30 % にも及んで し ま う
[0005] このよ う な飛散ロ スを防止するため、 イ ンジェ ク シ ヨ ンによる装入も考えられるが、 この方法はそのため' の特別な設備が必要であリ、 また Cr鉱石は硬度がかな り高いため輸送管がすぐに損耗してしまう という問題 があ り、 現実には採用されていない。
[0006] このようなことから現状では、 Cr原鉱石をペレツ ト 化またはブリゲッ ト化して使用せざるを得ず、 製造コ ストを高く している。 また、 このような鉱石を塊性化 すると、 鉱石の比表面積が小さ く な リ予熱時間か長く なるため、 還元速度が低下し、 処理時間が長く なる と いう問題も生じる。
[0007] 一方、 高炉法に代わる製鉄法と して、 上記と同様、 省エネルギー、 低製造コス トの観点から鉄鉱石の溶融 還元法が注目 を集めている。
[0008] この鉄鉱石の溶融遝元では、 鉱.石自体の飛散'ロスは 鉱石が比較的粗粒のためあま リ大きな問題とはならな いが、 燃料である石炭の飛散ロスが著しいと いう問題 がある。 本発明者が検討したと ころによれば、 上置き 法において石炭の歩留が悪いのは、 急激な昇熱による 石炭の熱割れによるものである。 石炭はその組織中に 揮発分を有している が、 溶融遝元炉内は非常な高温 ( 1400 °C以上) であるため、 上置き装入された石炭は 急激に昇熱し、 これに伴って揮発分が急激にガス化し 熱割れが生じる。 そして、 この熱割れによ り生じた細 粒の一部が、 排ガスと と もに炉外に排出されるもので ある。 そ して、 このよ う な石炭の飛散は鉄鉱石の溶融 還元において炭材原単位の悪化をもたら している。
[0009] 本発明はこのよ う な問題に鑑み、 Cr鉱石や鉄鉱石の 溶融進元において、 鉱石や炭材を飛散ロスを抑えつつ 適切に炉内に投入する こ と ができる方法を提供せんと するものである。 発 明 の 概 要 このため本発明は、 転炉型溶融還元炉の炉口部近傍 に延出 しまたは炉体に接続された投入シュー ト によ り 、 粉状 Cr原鉱石、 或いは鉄鉱石及び石炭を炉内に落下投 入する よ う に したものであ り 、 これによ り鉱石や石炭 を飛散ロ スを抑えつつ炉内に装入する こ と ができ る。 また、 本発明では、 投入シュー ト先端近傍内方の周 方向に配されたノ ズルから、 シュ一 ト外方に向けガス を噴射しつつ、 粉状 Cr原鉱石や鉄鉱石及び石炭を炉内 に落下投入する こ と によ り 、 飛散ロ スを よ り効果的に 抑えつつ原料投入を行なう こ と ができ る。 図 面 の 簡 単 な 説 明 第 1 図ない し第 5 図は、 Cr鉱石の溶融還元に関する もので、 第 1 図は本発明の一実施状況を示す説明図で ある。 第 2図は本発明の他の実施状況を示す説明図で ある。 第 3図は投入シュ一 卜先端からのガス噴出状況 を示す説明図である。 第 4図は実施例における本発明 法と比較法の粒状 Cr原鉱石飛散ロスを調べたものであ る。 第 5図は粉状 Cr原鉱石を投入した場合と、 Cr原鉱 石をペ レ ッ ト化して投入した場合について、 溶湯中の Cr上昇速度を調べたものである。 第 6図ない し第 8図 は、 鉄鉱石の溶融還元に関するもので、 第 6 図は本発 明の一実施状況を示す説明図である。 第 7図は本発明 の他の実施状況を示す説明図である。 第 8図は実施例 における本発明法と比較法の粒状石炭飛散ロスを調.ベ たものである。
[0010] 図において、 (1 )は炉体、 (6 ) ( )は投入シュー トを 各示す。 発 明 の 詳 細 な 説 明 以下、 本発明の詳細を説明する。
[0011] 第 1図は Cr鉱石の溶融還元における本発明の一実施 状況を示すもので、 (1 )は炉体、 (2)は炉体の上部に設 けられた排気フードである。 転炉型溶融還元炉による 镕融逢元法と しては、 ガス吹込み方式等が異なる種々 の方法が提案若し く は研究されており、 例えば同図に 示されるよう に、 上吹きラ ンス(3 )、 横吹き羽口(4 )及 び底吹き羽口(5 )からそれぞれ所定のガスが吹込まれ、 Cr鉱石の溶融還元がなされる。
[0012] このよ う な溶融還元処理中、 Cr鉱石が炭材等と とも に投入される が、 本発明では排気フー ド(2 )を莨通し て炉ロ部近傍まで延出する投入シュー ト(6 )によ り粉 状 Cr原鉱石を投入する。
[0013] 投入シュー ト(6 )は^を傾動させ 際、 炉体が衝突 しないよ う その下端の髙さ が設定される。
[0014] また第 2 図は、 炉体(1 )の上部に接続された投入シ ユー ト(6 ' )を通じて粉状 Cr原鉱石を投入する よ う に し たものであ り 、 この場合も同様の効果が得られる。
[0015] この場合の投入シユ ー 卜(6' )は途中の部分(61 )で切 リ離し可能と なっ てお り 、 炉体を傾動させる場合には、 この部分(61 )を切 り離す。
[0016] 以上のよ う な投入シュー ト(6 ) ( 6 ' )によ る Cr鉱石の 投入において、 第 3 図に示すよ う に投入シュー トの先 端近傍内方の周方向に配されたノズル(7)から、 シュ ー ト外方に向けガス (空気または N2等) を噴射しつつ、 粉状 Cr原鉱石を炉内に落下投入する こ と ができ、 これ によ り飛散ロ スをよ り確実に抑える こ と ができ る。
[0017] すなわち、 このよ う にガスをシュー ト内の周方向に 配されたノ ズルからシユ ー ト外方に噴き出すこ と によ り 、 粉状 Cr鉱石がガスの噴射方向に導かれ、 その飛散 が適切に防止される。 また、 この噴射ガスは、 シュー- ト内方に炉内の CO , C02が侵入しないよう にするため のパージガスと しても機能する。
[0018] 第 6図は鉄鉱石の溶融還元における本発明の一実施: 状況を示すもので、 投入シュー ト(6)から鉄鉱石及び 石炭が炉内に投入される。 なお、 その他の構成につい ては第 1 図に示すものと同様である。
[0019] また第 7 図は、 炉体(1 )の上部に接続された投入シ ユー ト(6 を通じて鉄鉱石及び石炭を投入するよう-に したものであ り、 その構成は第 2図に示すものと同様 である。
[0020] また、 以上のような投入シュー ト(6) (6 ' )による鉄 鉱石及び石炭の投入において、 第 3図と同様に投入シ ユートの先端近傍内方の周方向に配されたノズル(7 ) から、 シュー ト外方に向けガス (空気または 等) を 噴射しつつ、 鉄鉱石及び石炭を炉内に落下投入する こ とができ、 これによ り飛散ロスをよ り確実に抑えるこ とができる。
[0021] 実 施 例 1 .
[0022] 第 1図に示す方法によ り、 転炉型溶融還元炉 (容 量 5ton ) に粉状 Cr原鉱石を投入しつつ溶融還元処 理を実施した。 な ^ V、投入した Cr原鉱石の粒度分布 は以下の通りであった。 + lam + 0.5薦 + 0.25nE + 0.149mm -0.149nm
[0023] 1.7% 3.8% 20.1% 42.9% 31.5% 第 4図は、 その際の Cr原鉱石の飛散ロ スを投入シ ユー ト を使用 しないで投入した場合 (比較法) と比 較して示したもので、 本発明法によ り Cr原鉱石の飛 散ロスが著し く 低下 している こ と が判る。
[0024] なお、 第 5 図は、 粉状 Cr原鉱石をそのま ま投入 し た場合と、 鉱石をペ レ ッ ト化して投入 した場合につ いて、 Cr還元速度 (溶湯の Cr上昇速度) を調べたも ので、 粉状 Cr原鉱石をそのまま投入 したほう が鉱石 の予熱時間が短く て済み、 このため Cr還元速度もべ レ ツ 卜に較べ高く なつ ている。
[0025] 施 例 2.
[0026] 第 6 図に示す方法によ り、 転炉型溶融還元炉 (容 量 5ton) に鉄鉱石及び石炭を投入 しつつ溶融還元 処理を実施した。 また、 比較法と して第 6 図のよ う な投入シュー ト を使用 しないで原料を投入 しつつ溶 融還元処理を実施した。 それらの製造条件を第 1 表 に示す。 比 較 法 本発明法 脱 炭 用 02 (NaVHr) 1300 1300
[0027] 2次燃焼用 02 (NmVHr) 1300 1300
[0028] 伊口ガス流速 (m/sec) 7.7 7.7
[0029] 炭材原単位(kg/溶湯 ton) 950 665
[0030] 内飛散分(kg/溶湯 ton) 285 0 第 8図は、 その際の石炭の飛散ロスを投入シユ ー 卜を使用 しないで投入した場合 (比較法) と比較し て示したもので、 本発明法によ り石炭の飛散が大幅 に低減していることが判る。
[0031] 以上述べたよう に本発明によれば、 鉱石や炭材を飛散 ロスを抑えつつ炉内に適切に投入すること.ができる。. 産業上の利用可能性 この発明は、 Cr鉱石や鉄鉱石の溶融還元において、 それらの原料や、 炭材たる石炭を溶融逮元炉に投入す るのに有用である。
权利要求:
Claims 請 求 の 範 囲
(1) 転炉型溶融還元炉を用いた鉱石の溶融還元におけ る原料投入方法において、 炉ロ部近傍に延出しまた は炉体に接続された投入シュー トによ り、 粉状 Cr原 鉱石を炉内に落下投入するこ とを特徴とする鉱石の 溶融還元における原料投入方法。
(2) 転炉型溶融還元炉を用いた鉱石の溶融還元におけ る原料投入方法において、 炉ロ部近傍に延出 しまた は炉体に接続された投入シュー トによ り、 投入シュ ー ト先端近傍内方の周方向に配されたノ ズルから、 シュー ト外方に向けガスを噴射しつつ、 粉状 Cr原鉱 石を炉内に落下投入するこ と を特徴とする鉱石の溶 融還元における原料投入方法。
(3) 耘炉型瑢融還元炉を用いた鉱石の溶融還元におけ る原料投入方法において、 炉ロ部近傍に延出 しまた は炉体に接続された投入シュー トによ り、 鉄鉱石及 び石炭を炉内に落下投入するこ と を特徴とする鉱石 の溶融還元における原料投入方法。
(4) 転炉型溶融還元炉を用いた鉱石の溶融還元におけ る原料投入方法において、 炉ロ部近傍に延出 しまた は炉体に接続された投入シュー トによ り、 投入シュ ー ト先端近傍内方の周方向に配されたノ ズルから、 シュー ト外方に向けガスを噴射しつつ、 鉄鉱石及び 石炭を炉内に落下投入するこ とを特徴とする鉱石の 溶融還元における原料投入方法。
类似技术:
公开号 | 公开日 | 专利标题
US3443931A|1969-05-13|Process for making metallized pellets from iron oxide containing material
US6413295B2|2002-07-02|Iron production method of operation in a rotary hearth furnace and improved furnace apparatus
EP1185714B1|2005-12-21|Method for producing reduced iron
KR100210694B1|1999-07-15|용융선철 및 용융강 예비생성물을 생산하기 위한 방법 및 장치
AT402300B|1997-03-25|Verfahren zur herstellung von eisen
US2894831A|1959-07-14|Process of fluidized bed reduction of iron ore followed by electric furnace melting
US4317677A|1982-03-02|Process for producing liquid crude iron and reduction gas
KR100470089B1|2005-02-05|금속 철의 제조방법
EP1022348B1|2003-01-08|Method for manufacturing reduced iron pellets including controlled water cooling of the same
US6152983A|2000-11-28|Method of producing reduced iron pellets
RU2220208C2|2003-12-27|Способ получения металлического железа и устройство для его осуществления
US6015527A|2000-01-18|Facility for producing reduced iron
CN1516744B|2010-04-28|制备金属团块的方法
RU2260624C2|2005-09-20|Устройство и способ рециркуляции железосодержащих пыли и шлама в процессе производства чугуна с использованием угля и рудной мелочи
RU2279483C2|2006-07-10|Способ получения металлического железа
JP4757982B2|2011-08-24|粒状金属鉄の歩留まり向上方法
ES2217674T3|2004-11-01|Procedimiento de fabricacion de bolitas de oxido de hierro carboniferas para la produccion de hierro pre-reducido.
EP0969105B1|2007-08-15|Method of operating a movable hearth furnace for reducing oxides
KR910005900B1|1991-08-06|전기아아크로에서 에너지 공급을 증가시키기 위한 방법
US4525208A|1985-06-25|Method for recovery of Zn and Pb from iron and steel dust
CA2184009C|2000-05-30|Fluidized bed type reduction apparatus for iron ore particles and method for reducing iron ore particles using the apparatus
US20050028643A1|2005-02-10|Method for producing titanium oxide containing slag
US5972066A|1999-10-26|Mixed bed iron reduction process
US20030047038A1|2003-03-13|Method and apparatus for metal smelting
RU2194771C2|2002-12-20|Способ получения металлического железа и устройство для его осуществления
同族专利:
公开号 | 公开日
BR8807200A|1990-03-27|
CA1336042C|1995-06-27|
JPH01165743A|1989-06-29|
DE3850578D1|1994-08-11|
DE3850578T2|1995-02-09|
AT108212T|1994-07-15|
US4935054A|1990-06-19|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1989-01-25| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 1988907777 Country of ref document: EP |
1989-03-23| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): AU BR US |
1989-03-23| AL| Designated countries for regional patents|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): AT BE DE FR GB IT NL SE |
1991-07-17| WWP| Wipo information: published in national office|Ref document number: 1988907777 Country of ref document: EP |
1994-07-06| WWG| Wipo information: grant in national office|Ref document number: 1988907777 Country of ref document: EP |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
JP62/225253||1987-09-10||
JP22525387||1987-09-10||
JP63/20472||1988-01-29||
JP63020472A|JPH01165743A|1987-09-10|1988-01-29|Method for charging of material in melting reduction of ore|EP88907777A| EP0436718B1|1987-09-10|1988-09-09|Method of charging ore in melt-reduction|
DE3850578A| DE3850578D1|1987-09-10|1988-09-09|Verfahren zum erzchargieren bei der schmelzreduktion.|
AU23055/88A| AU620344B2|1987-09-10|1988-09-09|Production of iron or high carbon fecr in a converter-type smelter|
BR888807200A| BR8807200A|1987-09-10|1988-09-09|Um metodo de carregar minerios de cromo em uma reducao com fusao|
DE3850578T| DE3850578T2|1987-09-10|1988-09-09|Verfahren zum erzchargieren bei der schmelzreduktion.|
[返回顶部]